19世紀の半ば(日本語の字幕のみ1852年と表示される)、6歳で言葉を話すのをやめたというエイダ(ホリー・ハンター)は、そのままでは息をするのを止めかねないという父の主導で、ニュージーランドに住むス…
>>続きを読むこの映画の作品世界は、「ピアノを弾くこと」と「それを聞くこと」という主題が織りあげる錯綜した戯れの場からなっている。文化的に制度化された人物たちが何を聞いたか、そして何を聞かなかったかという点から出…
>>続きを読む一人の女性が生へ向けてもがいて進む姿が尊く美しかった。
私が女性ならば、生涯ベスト1の作品に選んでいるかもしれない。
本能や欲求、道徳を超えて、それでも幸福に向かって進む姿が勇ましい。
言葉が…
なんと美しい映画か
荒々しい海、濡れた浜辺、深く濃い木々。これらを特有の空気と音楽がつつむ。
目に写り込む、さまざまな要素が独特で美しく、思わず息をのみます。
スクリーンから目が離せない。
是…
エイダは、なんと意志の強い女性なのかと思った。
木の板の隙間から手を突っ込んで、ピアノを弾くシーンが印象に残った。
スチュアートはなぜエイダと結婚をしようと思ったのか。結婚さえできれば誰でも良かっ…
予告編のカットの美しさに惹かれ鑑賞。
「浜辺に佇むピアノ」という印象的なカットが、本作においてのピークでは全く無い事が凄い。
ピアノと主人公の物静かな物語が、徐々にヒトの本能の衝突を剥き出しに描く…
いやらしさにくどさがない。それでいて、後ろで聞こえてくるピアノや波の音には、何かしら熱烈な情緒を感じる。
彼女の叩くピアノは不思議と、官能的であった。なにがそうさせているのか、最後までハッキリとしな…
過去にBSで鑑賞。今回30年の時を越えてデジタルリマスターで映画館で観れるとは…感謝。絵画のような美しい映像。あまりにも有名な浜辺に置き去りにされたピアノのシーン(塩害が〜💦)
『6歳で話すことを…
©1992 Jan Chapman Productions and CIBY 2000