ダビデ像みたいな作画。
同じ世界線にダビデいる。
惹かれるものがあった。
絵の切り取り方や、心象描写、陰影、すべてが巧みだった。
名作は名作なのだと納得せざるを得ない作品だった。
この映画の脚本自体はあまり好みではない。
惹かれあい方が動物的で本能的すぎる点が私を置き去りにしたのだろう。
しかし、最近恋愛映画ばかり不覚にも見続けていて…その映画たちが理性的ではあるが1番好きな人と結ばれないがゆえにフラストレーションが溜まっていた私にとっては案外よかった。
思わぬ形ではあるが今作の好感度が上がっている。