しゅん

プラットホームのしゅんのレビュー・感想・評価

プラットホーム(2000年製作の映画)
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男の子の無鉄砲なカッコ悪さがいい。酔っ払って歌うジンギスカンの切なさよ。
ロングショットの固定カメラでずっと撮ってる。その分途中からカメラが少し平行移動するだけで「おっ」て感じる。列車を走って追いかけるシーンなんて特に意味なんてないのにやたらエモーショナルだもんな。
ストーリーが大胆に省略されてたりするところには若いジャ・ジャンクーの置きにいかない攻めの姿勢が感じられてよかった。後半は置き去りにされたけど。

女の子二人が煙草の煙の中でぼやけていくところは最高だったなぁ。あと、笑わせようとしてるわけではないかもしれないが、リャン・ジンドンがいきなりロン毛になってるのは爆笑した。
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