ふわふわ

COUNT ME IN 魂のリズムのふわふわのレビュー・感想・評価

COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)
3.7
"ドラマー"に特化した映画という事で、音楽ドキュメンタリー好きとしては見逃せない!と鑑賞してきました…♪♪♪

ピアノは習っていましたが、ドラムは習った事がなく技術的な事はよくわかりませんでした。
が、バンドを組むんだったらドラマーがいいなー、だってなんだか楽しそう!
ロックのドラマーはパワーが必要だから女性は難しいだろうなと思いきや、この映画では4人も女性のプロの方がインタビュー受けていて頼もしかったです。

ロックにおけるドラマーの歴史や、尊敬するドラマー、自身のドラマーになるきっかけ等をインタビュー形式でミュージシャンが答えていきます。

主なミュージシャンはチャド・スミス(レッチリ)なのかな。
1番最初に出てきてメインぽかったスティーブン・パーキンス(ジェーンズ・アディクション)は全然知らなかったです。

あとは、
☆テイラー・ホーキンスbyフーファイターズ🥲
☆ロジャー・テイラーbyクイーン
☆ニック・"トッパー"・ヒードンbyザ・クラッシュ
☆ジョー・ストラマーbyザ・クラッシュ(過去映像なのかな…)
☆ラット・スキャビーズbyザ・ダムド

などは知っているミュージシャンだったので、出てきたときはなんとなく心がウキウキしました!
他にも有名なドラマーがインタビューを受けています。(書ききれない)

ドラマーの歴史で興味深かったのは"ザ・フー"の"キース・ムーン"
バンド名や曲はなんとなく知っていましたが、とにかくぶっ飛んだ人だったんですねー。
毎日がパーティーだったらしく、誰かに(忘れました…)「40才までは生きられないだろう」と言われていて…
前のめりなドラムプレイが独特だし、ドラムセットをぶっ壊したり、TVを窓から投げ捨てるのをテレビ番組で再現するという破天荒ぶり。
初めてこの方を認識したのでかなりビックリしました。
ロックンローラーのハチャメチャ感ってここから来ているのかな?元祖なのかな?
と興味を持ちました。

私的には"モトリー・クルー"の"トミー・リー"が箱?に入ってグルグル回るのがリアルタイムでインパクトあったのですが、トミーのインタビューは無かったので残念…
(映像は少し出ます)

最後はインタビューを受けた4人でジャムセッションして終わりますが、もっと長く観たかったよー!!ちと物足りない。

1番印象に残った言葉は

「私のパフォーマンスで観客の動きをコントロールできる」

エンドロールもシンプルなドラムで私も自然と足でリズムを取っていた。
そうかーい!たのしーい!
ロックの醍醐味!
心にズドンズドンとくる。

ロックのドラムとジャズのアプローチの違いや、ドラムのチューニング(ここはもう少し掘り下げて欲しかった)等興味深いところもあり知識も増えました。

インタビュー受けた皆さんとても心からドラムという楽器を愛していて、幸せそうでした!
好きな事でお金を貰えるってなんて幸せなんだろう…
もちろんそれには努力も必要なんだろうけど。
演奏する事が幸せなんてドラムって面白い楽器なんだなーとますます叩いてみたくなりました!
ふわふわ

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