ドラム好きな娘と駆け込みで観た。冒頭とエンディングの躍動感あふれる生き生きとしたセッション、かっこいい！６０年代から現在までのドラムの変遷がわかる貴重な映像、みんなホントに好きなんだなぁ、いい顔してんなぁ。80年代あたりで思春期のピークの時間を過ごしたから電子音のドラム全盛の頃のラジオから流れるヒット曲が思わず蘇って懐かしさひとしお。とにかくみんな好きなことを夢中でやってる姿は何であれカッコいい。
以前NHKで打楽器奏者の角銅真実さんのことを取り上げていて彼女が打楽器の魅力を「たたけば音が出る、その安心感」と語っていた。
そうか、確かに誰でもたたけば音が何かしら出る。ピアノもマリンバもね。でもそこにリズム感や間合いとか音色とかいろんなことが加わって奏者のカラーになる。実に不思議でおもしろい。
本編に出てくる二人の女性たちの凛とした眼差しと力強い言葉の数々。わざわざ女性ドラマーなんて表現されないようにいつかそういう時代がくるといい。
