恐喝の報酬のICHIのレビュー・感想・評価

野心に満ちたカメラマンの男を描いた作品で，この嫌な男が最後にどんな死に方、自己破滅の仕方をするのかが途中からひたすら気になるわけだけど、彼を追い詰める富豪婦人が悪党のタレコミをあっさり信じる安易さは脚本にもうひと頑張りしてもらいたかったけど、ラストは皮肉が効いてるし、ストーリーの展開がスピーディーでダレることなく最後まで楽しめました。