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ジェヴォーダンの獣 ディレクターズ・カットのksのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

大昔にひとりで、地元のミニシアターへこの作品を見るために足を運んだ思い入れのある映画のため、フィルターが色々かかってる自覚はあります。

ディレクターズカット版で、通常盤よりだいぶ尺が長く、歴史ドラマ(ロマンスあり)の部分は本来こうだったか…としみじみしつつ、1人だけ異彩を放つアクションが光っていたマーク・ダカスコスの姿が映るたびに(いやもう無理…心のキャパ的に…!)と悶絶しまくっていた。
寡黙だが言うべきことははっきり言い、ユーモアのセンスもある格闘家にめっぽう弱い、というかそのときめきの種をわたしに植え付けてくれたのがマーク・ダカスコス演じるマニだった。(ハワイファイブオーで再会した時はビックリしたよね!超喋るターミネーター級殺し屋だったからさ…)

思い入れが強すぎて感想がとっちらかってしまう。この映画の衣装デザインがBloodborneのインスパイア元だというのはよく知られてる話ですが、確かに今見てもどの衣装もかっこいいんですわ〜上映特典のキャラクターカードはシルヴィア(モニカ・ベルッチ)がきてくれたうれしー。

フランスの一地方の人々を恐怖に陥れた怪物の正体とは…?の謎解き・アクション・歴史あり、150分におさめるボリュームじゃないだろ。今なら1時間×6本のドラマくらいになりそうですがどうですか。

約20年前に初めてみたときも、マニが主役なのかフロンサックが主役なのか分からなくなる瞬間がありましたが、こう、なんていうか絶対美しく撮る気合いが違う感じ……なんですよね……(マーク・ダカスコスにそれを感じる)

アクションシーンはほとんど劇伴がつかないので、俳優の動きを追うのに集中できてよい。
あと蝋燭も大事なポイントだと思うんだけど、フランス語の単語も文も全然拾えないのでどう繋がるか分からなんだ(くやしい)
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