教育に携わっている身としては、知らず知らずのうちに出来てしまってる固定観念を取っ払ってくれる映画でした。
子どもたちに対して当たり前にやっていることが本当に子どもたちのためになっているのか?をもう一回考え直さないとなって、改めて気づかせてもらえたそんな映画。
映画に出てくる子どもたちはすごく生き生きとしていて、自分に自信を持っているなって感じた。
それはきっと大人たちが自由に楽しんでいて、ありのままを認めてあげているから。
子どもは大人の写し鏡だってよく言われるけど、本当にその通りなんだなと。
勉強や我慢を教える必要はない、自由を与えて責任は大人が取る。
好きなことをやっていれば、勝手に学び始める。
社会に出れば答えはないからこそ、
自分で課題を見つけて、解決する力を培っていくことが教育の役割。
地域や社会に開かれた教育
身近な生活の中で五感を使って学ぶ教育
言われたことを忠実にできる力よりも、自分の頭で考え、問いを立てて、それを解決していく力が必要。
正解のないことに対して、考える力を育てることが教育の目的だとしたら、手段は身近にたくさんあると思った。
そばづくりの中で算数や理科を学ぶというのは、子どもたちにとっても「美味しいそばを作るために必要なこと」だと学びを自分事化できるし、そりゃ主体的に学ぼうってなるよなあ。
教科横断的な学び、有機的な学び
それには、教科書を捨てて、学校の外に出て学ぶことが大切。
材料は身近なところにたくさんある。