GODZILLASAURUS

スーパーの女のGODZILLASAURUSのレビュー・感想・評価

スーパーの女(1996年製作の映画)
4.0
「現状を変えることのエネルギー量」

どの業界でもどの組織でも、腐りきった既得権益まみれの現状を変えることは本当に大変。
でも、変えなきゃ良くならない。今の為にも未来の為にも。

そんな変革の苦労とエネルギーをコメディータッチの演出で社会風刺で叩き切る。伊丹十三監督はやっぱりすごい。
自分の仕事の業界でも、これから現状を変えていこうとしている若い仲間にこの映画を勧めたいと思うくらい。

というか、この時代の食品衛生ってこんなにテキトーだったのか… ある意味ショックですわ。今だと一発で捕まる。
映画の時代でも、警察呼べや!って突っ込みたくなる展開も結構あったけど、そういうのを無視させる展開とテンポの良さ。良い映画。星4.0
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