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スーパーの女
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『スーパーの女』に投稿された感想・評価

Haruka823

Haruka823の感想・評価

3.0
昔鑑賞。
子供の時見た。スーパーの裏側とかいろいろわかった気がした。
タクマ

タクマの感想・評価

4.0
安売りを目玉にしたライバル店の出現により窮地に立たされる老舗スーパー。打開策が思い浮かばず流れを変えれない苦しい状況の中でお客様目線の改革を提唱する井上花子をレジ係に雇用する。
社会派とエンタメの両立を描いてきた伊丹十三監督が市民の日常の場であるスーパーを題材に描いたこれまでの作風の中では一番シンプルで分かりやすい娯楽作品。正直これを見るまでは自分が普段毎日の様に通ってるスーパーの裏側ってあんまり想像した事とかなかったなあ。
男勝りでスーパーを知り尽くした専業主婦の花子だからこそ見える語れるお客様視点の商売の流儀。商品片手に語られる良い店になるポイントに観客として聞いてるこちらも目から鱗。そういう単にスーパーっていう職場の中だけやなくてパートのおばちゃん達や堅物で扱いにくい職人の男達に対する花子の人は真っ正面からぶつかりあって考えれば幾らでも成長できるし変わる事ができるっていう向き合い方は職種関係なく良い仕事をする為には大切な事ですしわかっててもなかなか出来ない分見ていて見習わなきゃなあって思ったもんです。現に自分も仕事仲間でこいつどうしようもないなあって思ったら心の中では突き放してしまいがちですからね。
本作はそんなお仕事ハウツーとして物語が進んで行きますがそれだけでは終わらないのが伊丹十三監督作品。潰れかかった店の救いの女神になった花子の登場で盛り返しを見せる老舗を潰そうとするライバル店の策略が後半になるにつれヒートアップ。遂にはまさかのカーチェイスまで飛び出すぶっ飛び展開に。幾度の危機を乗り越え全員で結束し自分達の店を守る決意を固める花子達の姿は「ミンボーの女」のラストに重なって見えた。伊丹十三監督の作品はなんだかんだで癖強な作品も多いですがこれは過剰なエロは出ないし叔父さんとおばさんのお仕事ラブコメとして気楽に見れるシンプルさを考えたら伊丹監督作品の入門編としてもオススメです。
TS

TSの感想・評価

4.5
【消費者の声】94点
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監督:伊丹十三
製作国:日本
ジャンル:ドラマ・コメディ
収録時間:127分
興行収入:約15億円
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傑作。伊丹十三の作品はまだ二作目ですが、自分に合う監督なのではと感じました。『お葬式』といい、この監督は徹底したリアリティを作品に吹き込んでいるのかもしれませんね。題名通り、スーパーに精通した女が活躍する作品です。本当に面白い。魅入る面白さ。あっという間の二時間であり満足度もかなりのものでした。こういう映画を発掘して見ていきたいものだと強く思いましたね。

小林五郎は正直屋というスーパーの専務なのだが、突如現れた安売り大魔王というスーパーに客を取られて劣勢に陥る。偵察のため小林は安売り大魔王の店内にいたのだが、そこで偶然にも小学校の幼馴染みである井上花子に会うのだが。。

試写会で今作を見たスーパーの店員が上司にこんなスーパーにしたいと懇願したほど。コメディ映画なのに徹底したリアリティがこの映画にはあり、教育ビデオとして使用されている模様。例えばわざと赤の蛍光灯の光で肉の色をごまかしたり、輸入牛を和牛として売ったりと、スーパーの戦略、いや悪知恵が皮肉のように描かれています。スーパーも一企業であるため利潤の最大化を優先しなければならない。そのためには手段を選ばない。ライバルの安売り大魔王は店名通り、ひたすら商品を安くするということで客を引きつけていきます。

しかし、そこでスーパーの女こと井上が登場します。彼女は主婦であり消費者であります。経営者としてはど素人ですが、スーパーに通うプロであります。劣勢に陥っていた正直屋の救世主として彼女は活躍していきます。この巻き返しが非常に面白い。スーパーが生き残っていくには一体何を優先すれば良いのか?果たして正直屋は安売り大魔王には勝てないのか?否、やり方によっては勝てるはずです。今作は経営者として最も大切な精神を面白く、しかし誠実に描いています。そしてその一部始終を全て見終わった時、深い感動がありました。映画通りにいつもうまくいくわけではないと思いますが、経営者が一度は見るべき傑作だと思いました。

スーパーに職人はいるのか?という問題にも触れていました。職人というのはやはりプライドが高い人が多いです。プライドの高い人は他の人を信用しきっていないということもあり、仕事をあまりふりません。結果、品物の陳列が次々に遅れていき消費者は欲しい時に欲しいものが得れない状態になっていくのです。今作においては精肉の職人、魚の職人がそのプライドを貫いていました。井上曰く、売れるスーパーには生け簀なんてないそうなのですが、、とにかく当初この正直屋にはいくつもの問題が孕んでいたのです。

劣勢にある正直屋が巻き返しで安売り大魔王を追い抜いていくというサクセスストーリーも十分面白いですし、終盤のデコトラと冷凍車のカーチェイスもかなり見応えがあります。これぞ映画。映画は見て損をした映画、暇つぶしにはなった映画、見て得をした映画の三種類に分けれると思っているのですが、今作は明らかに見て得をした映画に該当します。そして、他の「〜の女」シリーズにも興味を持ちました。キャストも中々豪華です。是非ともたくさんの人に見ていただきたいです。

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