久しぶりに変な恋愛映画を見た気分。
まるで「エターナルサンシャイン」の様に恋愛の記憶の海馬の中を漂うような不思議な感じ。
ただ、「エターナルサンシャイン」の陰鬱な雰囲気とは真逆で、恋に恋焦がれて猛ダッシュで走り出すような明るさから始まるから見やすさは100倍！
そして、見上愛さんの存在感が大きく、序盤の突き抜けた恋心から中盤からの恋とはなんぞや！と思い悩んで女性へと変化していく長谷部りの役を生き生きと演じられて、彼女の恋愛とゆう渦の中にこちらも巻き込まれて行く感じが変に楽しい。
そして、長谷部の運命の相手である甲野じゅん役を演じた佐藤寛太さんの5人役もどれも良かったです。
中盤から演じる甲野役はとても喜怒哀楽が強く、今を生きるために全ての感情を出し切ってる感じが強く伝わってくる良い演技でした。
変な恋愛映画であり、長谷部とゆうキャラに愛着が湧けれるかで今作の面白さはかなり左右される作品。
個人的には長谷部よりかは、見上さんのギター演奏に惚れて見れた感じがしますね。
