このレビューはネタバレを含みます
映画館で鑑賞
見上愛主演。
運命の相手をひたすらに追いかけるが、両思いになった途端、彼は消えてしまう。。。
原作は未読で鑑賞。
パッケージにもあるように"好きは無敵"でした(^^)
運命の相手である甲野じゅんに、ただただひたすらにまっすぐに「好きです」と伝える長谷部りのちゃんが眩しすぎるくらい良かった！！
両思いになるたびに彼は消えてしまう。。
SFのような内容に観る前は、どうなるんだろうと思いましたが、観て行くにつれて「なるほど。そういう事なんだ」となる。
それでも、まぁ、たしかに実際に盲目にただ１つの事に突き詰めた時にうまく行かなければそういう解釈をしてしまうのかもなぁとなるから個人的にはりのちゃんの"彼を消す"事には何となく納得してしまっていました。
それでも最後まで全力でブレずに一途なりのちゃんが本当に良いし、演じた見上愛さんはめちゃくちゃハマっていました。
「好き」が顔に出まくってる表情や、好きすぎて気持ちがダダ漏れてる声の出し方なんかもめちゃくちゃ伝わるしそんな役がマッチしていたので観ていて応援したくなるし、愛おしくなる。
映像の見せ方や音で感情を表現するやり方は松居大悟監督ならではな所を感じたけど、「ちょっと思い出しただけ」とはまた違った独特な雰囲気もあってそれはそれで良かったです。
誰かを好きになる事をこれでもかと言うほど、素晴らしい事なんだと伝えてくれる、めちゃくちゃポジティブになれる愛くるしい映画でした。
