はじめ、テンションについていけずアレアレ…?と思って観進める。そしてだんだんと知っている感情に気づく。
シリアスなわけでもなくファンタジーでもなく、ただただ「好き」の気持ちを濾して濾して、愛や恋にまつわる邪念も嫉妬も欲も濾過して、濾過し尽くして、残った純粋な上澄みが「長谷部りの」ちゃんだった。
人を好きになって、走り出したくなるほど、叫びたくなるほどの重たい気持ちを抱えても、やっぱりどこかで制御がはたらき私は取り繕う。でも心の中にりのちゃんを住まわせて、「大丈夫、私が消さないから」って絶対的な自信を持って言いたい。
佐藤さんの後半の演技がとてもとても良かった。そして私はやっぱり女優・前田敦子さんが本当に好きだ…!どうしたって魅力的。
美しい彼のロケ地と同じ河原、神社だなぁと途中からずっと思って観ていた、、