この曲との出会いから簡単に話したい。
最初の出会いは、中学1年の英語の授業。先生が飢餓問題に絡めてこの曲を紹介してくれた。当時洋楽に興味がなかった自分は、PVを観ても分かるアーティストはマイケルジャクソンくらいだった。
卒業する頃には、まるで中毒のように洋楽を聴き漁っていて、この曲の成し遂げた偉業に対して、理解は深まっていたと思う。
高校3年の時には、なんと合唱コンクールの自由曲がWe are the worldに決定。まるで自分がUSA for Africaのメンバーかのように感じた。
そしてこのドキュメンタリー。
リリースから約40年の節目となるこの作品は、よりこの曲に深みと神話性を与えてくれる。
集まった義援金がいくらとか、飢餓を救うために立ち上がったとかよりも、80'sを代表するスーパースター達が、同じ空間でレコーディングをしたという奇跡的な一夜の裏側にフォーカスしている。
後世に語り継がれる伝説が如何にして生まれたのか、貴重な映像で振り返る。
