コーディー

ポップスが最高に輝いた夜のコーディーのレビュー・感想・評価

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
4.3
1985年1月28日、ある1曲の為にLAのスタジオに集まった40名を超える時代を牽引するアーティスト達。
電話での声かけに始まり、当日まで誰がやって来るのか確定してなかった奇跡の夜、錚々たるスーパースターがエゴを捨てて取り組んだ〝We Are The World♫〟制作の舞台裏を貴重な映像やインタビューで振り返る胸熱ドキュメンタリー。最高!

アフリカの飢餓貧困救済の目的に賛同したクインシー.ライオネル.マイケルらを中心にとにかくスターを集めるという前代未聞のプロジェクト。超多忙な40人超のスケジュールを抑えるためAMA授賞式後の僅かな時間での強行!
なのにスティーヴィー◦ワンダーが問題児ぶりを発揮したりとwレコーディングは難航し、朝方にまで及ぶ…そんな緊張感やスターの素顔を捉えた映像にも魅入った。

声をかけたプリンスが来なかったり、マドンナじゃなくシンディ◦ローバーにした軽い理由、そしてマイケルの神々しさなど右も左もラスボスだらけな贅沢な時間w
数えきれないほど観たMVの舞台裏での様々な紆余曲折を眺めてるだけでも至福だったし、特にボブ◦ディランの繊細さを陽気に解すワンダーとの関係など素敵な場面もたくさんあった。

まあ昔観たドキュメンタリーでも使われてた映像が大半ではあったけど、当時の想いを語るインタビュー映像などもプラスされてて、より感情に迫る内容になってた。
というかシンディ可愛過ぎw