景

ポップスが最高に輝いた夜の景のネタバレレビュー・内容・結末

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

マイケル・ジャクソン以外はほぼ存じ上げないミュージシャンばかりだったけど、そんな私でも「大量の一流スターをマネージャー抜きで急遽一ヶ所に集めるとどうなるか」がよく分かって面白かった。「幼稚園の初日」と言われていたけど本当にそんな感じやんけ。だからこそ彼らをまとめあげたライオネル・リッチーの凄さも伝わった(正直、私にとってはこれまでは「名前を聞いたことがある人」だった)。

あと居心地が悪そうなボブ・ディランもやはり「名前だけ知っている人」だったけど、彼が一番印象に残った。残らざるを得ないというか。私は才能なんてなんもないけど、「大人数の中で自分だけが溶け込めない気まずさと焦燥感」はよく理解できる。だからスティーヴィー・ワンダーとのエピソードはぐっと来ちゃったな。最後には笑顔が見れてほっとした。

ところでダン・エイクロイドがいたのにびっくりした。『ゴーストバスターズ』のイメージが強いけどミュージシャンもやってるのねこの人。
景