「初恋のきた道」のチャン・イーモウの作品ということでリンク的に「活きる」に続き鑑賞。
戦後の中国史を理解していないため、「活きる」同様、物語の理解が不十分だとは思うけれど、私からすれば、個人の自由、ましてや恋愛の自由など認められていない、あらゆることを忍んで生きていく必要のある時代を背景とした、青年と少女の淡くも忍ぶ恋物語だった。
手を繋ぐことも憚られて木の枝を握り合うふたり、抱きしめ合うこともできず相手の温もりを確かめ合うことを許されないふたり。それでも相手への恋心を募らせ、変わらぬ永遠の愛を信じてやまないふたり。
美しい映像と音楽、物語に既視感があるとかそんなレビューもうなずけるけど、そんなことは忘れて嘘みたいな可愛い恋愛と、嘘みたいに切ない結末を満喫することができた。
チョウ・ドンユイちゃん…可愛すぎた。
恋愛映画を全くみないわけではないけど久しぶりにキュンキュンきた。
レビュアーさんの中に梯子してた方がいたけど共感、「少年の君」も連休中に観ちゃいそう 笑
この期に及んでセカチューに浄化されてみようかな?みたいに考えてる人にはお勧めかも。