このレビューはネタバレを含みます
同じく有名ホラー映画シリーズの久々の新作である「エクソシスト 信じる者」と同様に、本作もダミアンが男児であることの判明という過去作と繋がる瞬間まで「オーメン」のテーマソングを溜めておく優れた音楽演出が用いられていた。
全体的に良く出来たホラー映画なんだけど、ラストシーンは少々締まりが良くなかったと思う…
神父がダミアンの名前を告げた直後にブラックアウトして「うぉぉぉぉぉ!!」って盛り上がらせたいのは分かるんだけど、マーガレット達のその後を描く静かなシーンの後に「あ、ちょ、待って!忘れ物した!」みたいな勢いでそれが来るから、テンションの緩急がスムーズにいかないんだよね…
僕だったら、マーガレット達が火の手から逃れたシーンの後に後日談のシーンを入れて、1作目と辻褄を合わせるモンタージュにマーガレットと神父の会話の音声を被せ、ラストカットは「6月6日6時」を指す時計?を映しながら「名前を教えてやろう、ダミアン」ダーン!! で、ブラックアウトしてエンドクレジットに突入する編集にするかなって考えた。
そしたらめちゃくちゃ鳥肌が立ったと思うんだよね…
他が良かっただけに、最後だけ非常にもったいなかった…
例のモザイクのシーンは隠され過ぎてて最初何も分からんかったww