いわゆる"エイリアン"(1979)のエピゴーネン映画ですけど、これ頑張ってますやん♪
怯えた表情がかわいいスクリーミング·ヒロインは、"インナースペース" "スモール·ソルジャーズ"のウェンディ·スカール。
怪優クラウス·キンスキーも途中から参戦しますけど、登場したとたん怪しいのがバレバレですね。
低予算の粗(アラ)を隠すため、徹底的に暗くした宇宙船内。
おかげでH·R· ギーガーに本気で怒られそうなクリーチャーの姿も、ほとんど画面に映りません。
明らかに本家"エイリアン"を意識しつつ、より派手に仕上げた劇伴が、うまい具合に緊迫感を煽ります。
生活感を感じさせる船内のセットやガジェットの類いも、本家をよく研究しておりますね。
それやったらリドリー·スコット監督の本家"エイリアン"を観たらええやろって?
いえいえ、バッタもんにはバッタもんの捨てがたい魅力があるからやめられないんですよね~♪ 安いけど。(笑)