地獄のようにつまらん146分間。某フォロワーさんも言ってたが、まるでズラウスキー。
マイナー国の個人的な(作家的な)映画はほぼ外れなので期待してなかったが…
ラスト、鎌を持った謎の5人組が上陸して彼らとのバトルになる場面はかなり笑えるのでそこだけ良い。

【詳述は、『無防備都市』欄で】幼く、拙く、淡めで押し付けないに、見えようとも、単純に歴史と感性を積み上げ·反復進化させ尽くした(漫画的様式化と·一般的映画アクション拒否)、真の大作·傑作に届く大胆特異作。パゾリーニやズラウスキーを超える、風格や構えの鎧を脱いだ、本音の世界観が、付帯する愚かさと怖さ。ヒロインの表情·衣装の色合いの推移だけでも、視覚から感動す。半ばアンチ『七人の侍』、本質は裏返し。この作家に初めて感銘す。

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