しまけいた

ラグタイムのしまけいたのネタバレレビュー・内容・結末

ラグタイム(1981年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ラグタイムとは
19世紀末から20世紀初頭(記載ある楽譜の出版年とされる1897年ごろから第一次大戦ごろまで)[1]にかけて、アメリカを中心として流行した、黒人音楽に強い影響を受けた音楽ジャンルである。リズムのシンコペーション(強調)が大きな特徴である。

タイトルありきで脚本書き上げてるよなーすごいなー。シンコペーションとは箔のずれで食うってのもよく言いますよね。
黒人、アイルランド移民、ユダヤ人、善良な市民、何も考えない人、権力のある牧師、お金に一番興味がある人、大富豪、色んな人たちが出て(大富豪は名前だけ)みんなそれぞれ思惑とやらなきゃいけないことがあります。そしてそのままズレた状態のまま第一次世界大戦に突入しズレはより大きくなっていきます。そしてそのズレはこの映画が舞台の1910年より前からズレていたし現在もずっとズレたままなのです。これを二時間半で完璧に描ききっていてやっぱりミロスフォアマンってほんとすげーや。そんなにいらねーだろ!ってくらいエキストラはやたらといるし美術にも一切手を抜かないし自身がユダヤ人なのにユダヤ人は素晴らしい民族なんだとも描かない。バカなことを自信満々に言うけどやっぱり優しい映画ってのが俺は一番好きなんだ。俺も優しくあろうって思えるから。
映画の内容に関係ないんですけど、この映画フィルムの保存状態良かったのかわからないけどもこの時代に作られてるのに綺麗すぎませんか?これどうしてですか?