『キングオージャー』2本立て、後半戦。
前半戦のドンブラザーズとは打って変わって、今度はさらにその前のキョウリュウジャー。
キョウリュウレッド、竜星涼。
今回のキングオージャー、ドンブラザーズ、キョウリュウジャー、年数的にもキャリア的にもこの竜星涼が最前線か。
彼、やっぱりカッコいい。カッコいいというか、しっかり戦隊のレッドらしいリーダーシップを発揮しながらダイナミックなキャラクターを演じるその存在感。
少し歳を重ねた分、他の戦隊メンバーに負けずに頑張って若さを出しながら、少し大人な貫禄も纏っている。
こういう特撮系の劇場版はこういったかつてのメンバーが別のところで成長を遂げて一回り大きくなって帰ってくるところが醍醐味。
だから、最後のクライマックスでキョウリュウレッド、竜星涼の「これが、俺たちの最後の戦いだ!」がとても感慨深い。
ぶっちゃけここ最近の戦隊モノはTVシリーズまで追えてない。だけど劇場版は足繁く通って観てしまう。
話や世界観の理解が中途半端でも観にいってしまうのはもともと特撮が大好きだから観れるモノは何でも観たいという精神と、彼ら俳優陣の歴史の始まりの方に触れられて、その成長をこうやってまた観られるからだと思う。
この後半戦は、前半のvsドンブラザーズよりはストーリーがある。
未来や過去の時間軸を、ひょんなことで歪めてしまって、それを直そうと奮闘すればするほどドツボにハマる、的な。
完全に“ドジ”の不可抗力みたいな。“ドジ”らなければこの後半戦はなくても良い話のような気もしないでもない。
そして、キョウリュウレッドの息子、色んな意味で観てて不安になるが、それもまたこの戦隊の醍醐味、か。
頑張れ、息子。アクションはスゴい。キレてるぞ。
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