オンライン試写会で鑑賞。
久しぶりに短編作品を観たけど、あの短さで関係性をまとめるのはすごいなぁと思う一方で、ちょっと詰め込みすぎたかなという印象も正直少しだけある。
「それはそう!」っていうjargonみたいな掛け声も、その関係性を象徴しているなと思うと同時に、ちょっとやかましいわ!感もいなめない。
演技くさいという方向に若干振れているように感じるというか。
でも伝えたいことはわかったし(なんならわかりやすすぎる感も……)、それが大仰なメッセージでないことも好感度高い。
気のおけない友だちがいて、でもそれぞれ異なる考えや悩みみたいなものを持っていて、人はひとりであってひとりじゃないというか、いってしまえば陳腐なようで、普遍的ともいえるテーマが根底に敷かれていて、きっとほとんどだれしもにとって身近なテーマだから見やすいと思う。
監督兼脚本家の千葉雄大氏はこういう作品が作りたかったのだなぁ。