●No.10(2021年オランダ/ベルギー。トム・デュイスペレール)
【レビュー】
これ,めっちゃ好き!
トレーラーも非常によくできてはいるんだが,それも観ずに鑑賞するのがオススメかも。
ジャンルとしてはサスペンスになるのか,あるいは分類不能か。
中盤まで,不穏なキャラクターたちの行動に振り回される。
こいつは誰なのか?とか,なぜこういう振る舞いをするのか?とか,それで尺が持つんだな。
飽きない。スゴい。
そしてネタがバレて(?)からも,本当に? ドッキリ? 実は○○○でした!とか?
橋本忍監督もビックリ。
今年観た中でトップクラスに好き。
【あらすじ】
俳優のギュンターは,共演者と不倫をしたり,健康診断でひとり娘が肺をひとつしか持っていないことが判るなど,その人生は波乱含みだった。
やがて役者仲間に裏切られて残酷な仕打ちを受けたギュンターは復讐を決意する。
そんなギュンターの目の前に,謎の男が現れ“カマヒ”という言葉を残す。
そして,その先には想像を絶する事実が待ち受けていた。
https://www.youtube.com/watch?v=uysCPXXCbrg