カーズWSA

No.10のカーズWSAのレビュー・感想・評価

No.10(2021年製作の映画)
3.5
なんじゃこりゃあ。これはウケる。アタマ持ってかれたいって思ってたら観るといいと思います。
パンキーバッドヒップな映画でした。NO.10のFAT BOBはウエイトレスに首ったけ。

ある舞台の稽古中である主人公ギュンターはその演出家の奥様と不倫中。奥様もその舞台に出る俳優ね。
そして肺がひとつしかない娘がいます。
主人公は誰かに監視されてる様子。

のっけからちょいズラししてきて軌道に乗るまでわかりづらくしてある。そして常に何かあるんじゃあないか感を出してきて、よくわかんないけどとりあえず画面を凝視。

ここらへんでそろそろ誰かがこの話を咲かせましょうよ。ムリな人はムリかもしれません。ムリすることも無いと思います。
それでも一応動きはあって不倫問題の顛末を経て物語は後半へ。

ある一部の方にはこの結末はぶっ刺さるんでしょうか。話はわかんなくはないけど全然わからん。

目の前で起きてることはわかる。でも全体を考えると、なんなのー!?、と暗黒に放り投げられます。なるほど、と、なんなの、の共存。
単にビジュアルのみで笑ってもいいんですよね?
そのうちカーズは 考えるのをやめた。
カーズWSA

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