緑

No.10の緑のネタバレレビュー・内容・結末

No.10(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

演出家の嫁と不倫中の俳優が、
娘とその彼氏との会食中に娘から
「肺が片方は人より30%ほど大きく、
もう片方はとても小さい」
という話をされ、
演出家に不倫バレして
メインから端役にされ、
演出家にチクった老俳優に逆ギレして
公演中に老俳優の足に釘を打ちつけ、
居場所がなくなった頃合いで
ずっと俳優を尾行していた連中からの
呼び出しがあって応じたら、
子どもの頃にルナボーなる星から
連れてこられた宇宙人だと言われ、
娘と共に宇宙船に乗り込んで
母星に向かう話。

トンデモ展開という予備知識を持って鑑賞。
期待ほどでもなかったかと思ったが、
キリスト教布教目的でルナボー星人たちに
協力していた連中や偶像等を
爆風で吹っ飛ばして宇宙ごみにするという
アンチ・ジーザス・クライストなラストに
笑いながら満足。
トンデモ展開と知らなかったら、
途中で寝てしまっていたかも。

後で思い返してみれば、
一番の謎は俳優の娘の彼氏の存在。
娘が病院に行ってきたと言うので
すわ妊娠かと思いきや肺の話だし、
娘が父と共にルナボーに行くのにも
ストッパーにはなっていない。
この人、必要だったか?(貶してない)
緑