“存在しない友人“を本当に“作り出す“、ダークホース的な超傑作コメディ！
少年時代に作った架空の友人を、大人になっても悪用し続けて楽しんでいた幼なじみ三人組が、とある一件を切欠に誤魔化しが聞かなくなり、売れない俳優に変わり身をしてもらうという、
ありそうで無かった絶妙なシチュエーションは、話が進むにつれてより一層捻くれていき、
全く予想できない展開へと発展し、「え、これどうやって終わるんだ！？」と先が全く読めなくなるストーリー、
それでいて、ハチャメチャなのにしっかりときれいに纏まりきってエンディングに向かうラストには、膝を打つしかありませんでした。
そんな秀逸なストーリーを牽引していくのはどこをとっても“リッキー役“のジョン・シナ。
七変化ともいうべき様々なコスプレ、
常に印象的なインパクトを残すリアクション、
そして何よりも、WWEのスーパースターとしての手腕を見せつけるかのような、小気味いい口論戦。
一癖も二癖もある相手を、口八丁で丸め込むトーク力と演技力は、ジョン・シナの筋肉アクション以外の唯一無二の魅力。
多少のお下劣さはあるものの、Amazonプライムオリジナルなのが惜しくなる程の大傑作なので、個人的には是非とも視聴をオススメしたいです。
