とにかく2人の姿が爽やかだったなぁ…
放課後の音楽室。なんか身の入らない居残り練習、色んな悩みが頭をめぐる。帰ろうと校門へ向かう途中、渡り廊下の窓から落ちてきた自転車の鍵。鍵を拾った晴香の前に息を切らし駆けて来た秀一。ちょっと会話をし帰ろうとする晴香に秀一が言う
「一緒に帰らない？」と…
ストーリーはこんな感じ。
なんか観ていて羨ましかったわ。高校は共学だったけど、何故か男子クラスだった自分。付き合ってた彼女は居たけど、一緒に帰ってるところを見られたら、クラスの奴らから何を言われるか解らんかったから一緒に帰れんかったもんなぁ。それに冷やかされるのも、なんか恥ずかしかったし。
でも、やっとけば良かったなぁ…って思わせる作品だったわ。
この作品の主人公、晴香は自分には取り柄がないと悩んでる。最近の模試の合格判定が悪かったのもだし、今度の演奏会で転校したアスカの代わりにソロを演るのも自信がない。そんな晴香に"一緒に帰ろう"と秀一の誘い。多分、好意があるんだろうなあなんか嬉しそうだし…
そんな帰り道、色々な話をする2人。
秀一が自分に取り柄がないって言う晴香に
「好きとか得意とかで取り柄があるって思えばいいじゃん！」と言う言葉に、気持ちが絆されたんだろうね、笑顔の晴香が良かったわ。
そして秀一が勘違いして言った後の、秀一の照れ臭そうな顔も良かったわ…
久々に爽やかな作品を観たなぁ。
