ネオトージョーという名を掲げ、ナショナリストとして暴力で渋谷の街を浄化する活動を幼馴染二人と共に、主人公、山口は自身をリーダーとして行なっている。
その最中、目にかけてもらった青田会長率いる右翼団体とある事件をきっかけに様々な事情によって主人公たちは抗争に巻き込まれていってしまう。
暴力に満ち溢れている主人公たちではあるが、その過激な暴力性とは裏腹に様々な大人たちの事情によって散っていく姿に必ず桜を吹雪かせている様はとてつもなく綺麗に感じる。
唯一残った日本の桜のように儚く散っていく様は綺麗としか言いようがないです。
また、消し屋の妙に取り付く嫌な雰囲気はすごくいいです。気味が悪い江口洋介見ていて面白いですよね。
この映画は今見ても、思わされるものが何かある様な気がします。
また音楽もk dub shineと劇中歌にもキングギドラが使われていてこの頃のHIPHOP好きにはたまらない作品なのかなと思います。
この過激な暴力性にこのヤンチャな雰囲気は人を選ぶ作品だと思いますが、日本人として何か思わされる物がある様にも感じた映画でした。