三隅炎雄

空港の魔女の三隅炎雄のレビュー・感想・評価

空港の魔女(1959年製作の映画)
1.8
カクテル・グラス手にキザな台詞で久保菜穂子くどいたりするんで...これはやはり健さんでなく天知茂とか田宮二郎みたいなもっと都会的な感覚のアウトローがやってちょうどじゃないかしらん。同時代の東映だと誰だろう。それにしても健さん棒読み、悪戦苦闘。話は犯罪メロドラマの範疇で、佐伯監督はミステリ系に興味なしなのか、職人と言えるような演出らしい演出をしていない。お金に対する人間の執着妄念が描けていれば、健さんの過去話も効いてくるのだが。
三隅炎雄

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