ストーリー自体は典型的な西部劇だが、敢えてドラマ部分が緩く進行していくのが良かった
結局主人公は性を変えられず去り行くしかないが、そこをカッコよく描かない上に周りに受けいられてしまうという辺り、現代に於ける西部劇へのアプローチなのかなと思える
敵陣営も微妙にキャラ立ちしてるんだかしてないんだか分からない塩梅も、敢えて書割的にしてるのだとしたらこれもアリなのかなと
それ故に物足りなさもあるが、今更この話をシリアスにやられても古臭いので私はこれで良い
終盤のタイマンもMMA主体の組み技多めの構成で見応え十分