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ロードハウス/孤独の街のtanakaのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
3.5
パトリック・スウェイジ主演のオリジナルは未鑑賞ですが、バイオレンス物との評判を見かけ、ジェイク・ギレンホールの本格バイオレンスを見れるならと鑑賞。普通に面白かった。

見始めは、アングラなバイオレンス物で痛そうなシーンがてんこ盛りかと思いきや、想像程でもありませんでした。喧嘩のシーンは正統派なアクションで、レイティングはR16でしたが、全然要らないレベルですねこれは。サスペンス要素も少々ありなのもGood。

欲を言えば後半のキレた主人公の無双がもっと見たかったですが、殺しまくるとバッドエンドしか無いので仕方なしか。

ジェイク・ギレンホールの鍛え上げられた肉体も見事で惚れ惚れします。彼は古傷持ちだそうなのですが、しっかり仕上がっていて素晴らしい。喧嘩アクションもカッコいいです。スーサイド・スクワッドでラットキャッチャーを演じたダニエラ・メルシオールとのロマンスも良し。この2人、16歳差なんですけどね。ジェイク・ギレンホールが若々しくて違和感ないの凄いです。

後半に進むに連れて、尻すぼんだ感が否めないかなあ。コナーマクレガー演じるヴィランも登場のインパクトはあるものの、そこまで凶悪さは無いですし。

しかし、先に述べた良いポイントと、現代西部劇的な展開とラストは爽やかで、十分満足できる作品でした。
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