汽笛の音で目を覚ます

私に触れた手の汽笛の音で目を覚ますのレビュー・感想・評価

私に触れた手(2022年製作の映画)
2.7
実家の子供部屋で片付けをするうちに、かつて封印していた記憶を思い出してしまう女性の話。

柔らかいアニメーションの雰囲気だけど、近親相姦という難しい社会問題にアプローチしている作品で、家族だからこそどうすればいいのか分からないという感覚はすごく分かるからこそ、色んなことを考えさせられる。

アニメーションの抽象的な表現ではあるものの、割と感情面とかはストレートに表現する部分もあったりして、ところどころ息が詰まりそうになった。