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長靴をはいた猫のkazu1961のレビュー・感想・評価

長靴をはいた猫(1969年製作の映画)
3.8
「長靴をはいた猫」
1969/3/18公開 日本作品 2018-052
再鑑賞

子供の頃、いつも観に行った「東映まんがまつり」の中で出会った一本です。iTunesでリコメンドされてたので、思わず鑑賞してしまいました。
主題歌を聴いて、これこれこの歌!!って感じでした。「びっくりしたにゃ びっくりしたにゃ びっくりした びっくりした びっくりしたにゃ 」。この音楽が子供の頃、耳から離れませんでした(笑)
それにしてもこの時代の才能を集めたような作品です。
作画監督は、森康二さん。宮崎駿さんや、高畑勲さんの先輩にあたる方のようです。 
「ギャグ監修」はなんと小林信彦さん、当時の子供の笑うツボをきっちりおさえていたんですね。
そして、キャラクターで良いのがなんといっても、宿敵殺し屋ネコの一番小さいちびネコ。特徴ある声は声優、水森亜土さんでした。
この時代でこれだけ完成度が高いのもうなずけます。日本の大切したいアニメのひとつであることは間違いないですね。

東映動画版第1作「長靴をはいた猫」は、1969年(昭和44年)「東映まんがまつり」のうちの一作として公開された。演出(監督)は矢吹公郎 他。80分。
キャッチコピーは「びっくりしたニャーン!」「左にゃネズミの大軍隊、右にゃこわい大魔王、ころし屋ニャンコも三匹いるぞ」「昭和43年文部大臣賞に輝く『アンデルセン物語』の東映動画がおくる!」。
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