私は推しが犯罪を犯したり、悪いことをして引退したりした訳でないタイプのオタクだけど、「めっちゃ分かるー!!!!」とずっとなっていた。
推しの芸事の技術や成果だけに惚れてる訳じゃなくて、考え方や努力の過程を知っている上で推しているという自負があって、それは楽しい推し活をしているときは凄く自身になるんだけど、推しの悪い面が露呈したときに推しの人間性を知っているからこそ「ショックだけど驚きはしなかった」となってしまうんだよな……
だから、罪悪感を抱いてしまう。
こういうタイプのドキュメンタリー映画にしては、インタビュイーの多様性がない気がする(擁護派のオタクがいないだけでなく、もっとライトなオタクとか、男性ファンとか海外ファンとか居ても良かった気がする)けど多分、このファン層に絞ったことで共感の深度が深まっているのかもしれない。オタク友だちと呑みながら今の推し活について相談しているみたいな気持ちになれた。
あー!「成功したオタク」になりたいねえ!!!