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成功したオタクのkasehakaseのレビュー・感想・評価

成功したオタク(2021年製作の映画)
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全然他人事じゃなかった。私にとっては推しじゃなくとも、あの事件はショッキングだったので、かなり興味深いな〜と思って見に行った。ファンの方々の色んな思いや向き合い方を知れて本当に良かった。

そして、あの事件以外にも様々な名前も挙がり、不起訴だから伏せられた名前にも勘付いて誰のことか気づいてしまった。ああ、この人はファンを辞めたんだ。私も見て見ぬフリをしているのかもしれないと思わされた。

人によって感じ方が違うのはもちろん、向き合うまでにかかる時間も違う。だからこそ「話そう」という姿勢がとても良い。一人で抱えないで!

音楽はもちろん映画(俳優とか監督とか、対象はどんどん広がる)もそうだよね。今後、どういう気持ちでこの曲聞けばいいの?この映画見ればいいの?の答えはまだ出ない(まだまだ模索が必要)。作品に罪はない論争と繋がるけどちょっと違う視点のこの映画、見といた方がいい。

あと、推し活は依存症に似ているとか、程よい距離感で楽しむのが良いとか、、、やっぱり、誰かに愛を捧げるのも良いけど自分のことも愛してあげることが大切なんだなと。そんなことも思いました。
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