このレビューはネタバレを含みます
まだ若かりし頃、雑誌が流行の先端だった時代にストリートファッション誌のカルチャーページで見かけて観に行った思い出の映画。
コントラストが強烈なモノクロ映像と、ソリッドなテクノサウンド。
数学で世界にアプローチする世界観にみんなヤラれてたあの頃。
おじさんになった今見返すと、マックスの開発環境のマシンデザインとかユダヤの神秘主義とかも絡んでいたのかー。と発見もあって嬉しかった。
30年近く経つと、数学で世界を解明するというのも小指の爪の先くらいは引っかかってる世界が来てるというのも感慨深いなぁ。216桁の数列では無理そうだけど。。
神になりかけた男を救う(拒絶?)したのも神の業かな。
数字に取り憑かれてる間は、強烈なコントラストなのに解き放たれた後は穏やかな階調に。