Blake1757

π〈パイ〉 デジタルリマスターのBlake1757のレビュー・感想・評価

3.0
劇場のポスターだったかに「90年代カルトフィルム~」といった形容がされていたが、まさに「王道的カルトフィルム」。
モノクロームの陰影、クロースアップと超クロースアップ(extream close-up)の多用、手持ちキャメラとハイテンポなモンタージュ、現実と幻想(脳内現実)の混交、時折インサートされる目を背けたくなるグロテスクな映像、などなど、まさに「カルト」ならでは。
どちらかとえばあまり僕の好みではないのだが、時にはこういう映画も悪くはないし、サスペンス的な物語は案外しっかりしているので、普通に映画として楽しめた。
加えて、音楽と音響がとてもきまっていて、ダメモトでTSUTAYA-ONLINEで探したらサントラ盤CDが在庫してたのでレンタル申し込んでしてしまった。
Blake1757

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