配信にない本作が、デジタルリマスター版で上映されるということで劇場で鑑賞。
"数字"に捉われた男の、狂気的なまでの探究と暴走を描いた作品。
物語の概要は理解できたものの、細かい描写や宗教的観点との絡みは、数学並みに難解な作品。
同時に、観ているだけで頭が良くなった気にもなれる映画。
"数学"というテーマで、こんな脚本書けるなんてどんだけ頭が良いんだ。
なんとなく作品の空気感は、「タクシードライバー」に近いものを感じた。(主人公の髪型が途中で変わるから?笑)
なぜ、木曜日公開なんだ?と思っていたけど、日付が"3.14"でなるほど。
小学生の頃に友達と円周率を何桁暗記できるか競っていたので、少なくとも25桁目まで脳死で言えるが、何ひとつ役に立ったことはない。