シーズン1、2を観終わった後でも、まだ理解が出来ない難しい設定だったけど、トムは完璧に理解していた。
どの時間軸で自分が何をして何を見たか覚えきれていない俳優もいたので、あたしが理解出来なかったのも無理はない。
行動力があり思慮深く率先力もある。
トムはテニスが大好きで、グランドスラムの決勝ではセレブたちもよく観戦に来るが、トムは1回戦から観ることもあるらしい。
悪役を演じていても、そういう滲み出る人柄が人気の所以なんだろう。
各キャラクターの人物像も時間軸ごとに細かく設定されているのは分かったけど、なにしろ時間をあっちこっち行ったり来たり、やり直したり無かったことにしたりと、とにかく複雑すぎてやり過ぎ感はあったかなと思う。
まぁ監督2人の作品の傾向から、一度で消化できるようなものは作らないだろうし、何度も観て少しずつ理解していくのが、このシリーズの楽しみ方でもある。
TVA内部の設計や、時代場所によってデザインされたプロップ、衣装、特殊効果など、全体的にレトロで手が込んでいてとても美しい。
最終話のあの“神回”を観て程なくしてのコミコン撮影会で、トムが優しく肩を抱き寄せてくれたので、両腕をロキ様の腰にしっかりと回すことが出来ました。
間違いなくあの方は 神です。
