石油会社が油井の火災を爆風で鎮火するため、裏稼業の者達を雇って大量のニトログリセリンを運ぶ話。舞台はフランス旧植民地の北アフリカのどこかの国であろう。
もとは1953年のフランス映画で何度もリメイクされ、今回のはNetflixが最新のリメイクをしたもののよう。
正直、全く面白くない。チームの行動は行き当たりばったりだし、民兵との戦闘は地味だし、女はキャーキャー感情的だし、突然の裏切りは無理やり過ぎるし、最後の結末もあっけない。
そもそもこんな事態はイチ民間企業で解決しようとせず、本来は政府が主導して村人を避難させたりするはず(最初に暴動みたいなの映ってたから現地政府が機能していないのかもしれないけど)。その民間企業の社員も銃を突きつけて人質を取ったりと行動原理が無茶苦茶。
フランス映画なのに使われる車はランクルやサーフ、パジェロなど馴染みの車ばかりなのは良かったです。発展途上国の未舗装地では日本車が最強でしょう。
