Ark

理由なき反抗のArkのレビュー・感想・評価

理由なき反抗(1955年製作の映画)
2.5
2023-208
泥酔で警察署へ連行されたジムは、家出してきたジュディと出会う。転校した日に学校の不良集団に目をつけられ、決闘を申し込まれたので受けることにするが……。


交通事故により24歳で急逝したジェームズ・ディーンの遺作であり代表作の1つ。

自分のことを理解していない親への反抗。不幸せではないけど幸せとも言えない環境。自分が自分として存在するために曲げたくないポリシーとプライド。そして若気の至り。

ジムが「腰抜け」と呼ばれるところや、見返そうとしたりするところがバック・トゥ・ザ・フューチャーを彷彿とさせる。

ジェームズ・ディーンが24歳という若さでこの世を去ったのは有名だが、ジュディを演じたナタリー・ウッドも43歳で謎の死を遂げ、現在では伝説化している女優だとか。
映画『ブレインストーム』の撮影中にロサンゼルス沖でワグナーやクリストファー・ウォーケンとヨットに乗っていたところ行方不明になり、翌日にサンタカタリナ島の入り江で水死体となって発見。事故死とされていたが後に新たな情報が入ったりして捜査が進んだものの、未だに真相は不明らしい。

また、プレイトウを演じたサル・ミネオも1976年2月12日に、ウェスト・ハリウッドの自宅アパート裏の駐車場で車から降りたところを暴漢に刺され、37歳で亡くなったらしい。刺傷は一ヶ所だけであったが、ナイフの刃が心臓に達していたためそれが致命傷となったのだとか。犯人は逮捕された模様。

謎にメインキャストの人たちが若くして亡くなっていて、なんだか……なんだか怖くなってきちゃう。
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