軽率

理由なき反抗の軽率のレビュー・感想・評価

理由なき反抗(1955年製作の映画)
3.5
大人になりかけの若者たちは、子供ではいられなくて、同時に子供だからこそ大人というものに理想を抱いていて、そのうまく言葉にできないわだかまりや孤独を、互いに舐め合って生きている。
会えない父親をずーっと思う、男なら男らしくあれよ!と父に憤る、家に居場所がなくて仲間とつるむ。それぞれが強がって隠していても、不安定な若さが見えてしまって、同情するわけじゃないんだけどムズムズした。十代の頃に見ていたい映画だ。

臆病者と罵られてキレちゃうのはBttFかな?とか、そういえばフットルースも新参者がチキンレースするシーンあったなーとか、そういう見方も楽しかった。
軽率

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