インド帰りの飛行機で観賞。
漂流する宇宙探査機に乗る男女の話。
『オデッセイ』いじりから映画がスタートしてるんだけど、まぁまさに映画の前半はそれのテイストと同じ明るいポップな宇宙サバイバル。
かつ、近年あるあるではあるけど、この手の何回も擦られたテーマの映画は“メタ的”なタッチにしてリバイバルしているって点もこの映画に当てはまった。
でも宇宙サバイバル言うたけど、
実はサバイバルはメインではなくて、
特殊な環境を乗り越えた男女の関係性ってどうなっていくの?って話だった。
キアヌリーブスの『スピード』のラストでもヒロインがキアヌに惚れてたけど、お互い「こーゆー環境下で惹かれあった男女は長続きしない」って言ってた。
まぁまさに、それをメインに扱う映画だった。
宇宙ってテーマでありながら、扱うのは男女の関係、そして割とリアルで人間臭い部分。だから、個人的には「ですよねー。」ってかなり共感できて好きだった。
あと、テイストがポップで可愛くて観てて疲れないところも良し。
欠点があるとしたらヒロインがタイプではなかった。
まぁでもそれも友達ゾーンから突如異性として意識してまう絶妙なビジュアルラインの配役ともいえる…