自分が台湾で3番目の重要指名手配犯である事を知った末期の肺がんの主人公
自分の上の2人を自らの手で始末して名前を残そうとするストーリー。
最初は全然魅力的じゃない主人公なのに、ストーリーが進むに連れて感情移入しちゃう。
確かに殺人犯で悪い奴なんだけど、上の2人がとにかく悪くて、ダークヒーロー的な感じになるのが良い。
設定とストーリーが良くて、台湾映画というより韓国映画のような要素を感じる。
バイオレンスの要素も強いけど「そりゃ、殺されてもしょうがない」と思ってしまう。
終わり方も余韻が残る感じで良かった。