たけひろ

めまいのたけひろのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
4.0
クリスマスの夜。

夕食のあと。

「なにか映画でも観ようか」

となり

「ヒッチコックが観たいな」

そんなリクエストにより鑑賞。

まさかクリスマスの夜に、ソファーに並んで腰掛けて、クラシックの名作「めまい」を観ることになるとは思わなかった。

父親とふたりで。

ロマンティックとは程遠いシチュエーション。

そして、恥ずかしながら「めまい」をまだ観たことがなかった私。

予備知識としては例の有名な撮影効果のことだけ。

父親は「昔に観たことあるよ」とのことだったが、覚えていたのは「最後の場面で灯台に登るんだよなあ」ということだけ。

「めまい」ってこういう物語だったのですね。

中盤までずっと、なんだかオカルトめいていて苦手かも、という印象だったのだけれど、彼女が死んでからの展開が面白かった。

ただラストシーンでは、あまりの出来事に

「なんじゃそりゃ…!」

と、思わずツッコミの声が漏れてしまった。

これって下手したらお笑いのオチだよなあと、父親と笑いながら観られて、楽しかったです。
たけひろ

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