クリスマスの夜。
夕食のあと。
「なにか映画でも観ようか」
となり
「ヒッチコックが観たいな」
そんなリクエストにより鑑賞。
まさかクリスマスの夜に、ソファーに並んで腰掛けて、クラシックの名作「めまい」を観ることになるとは思わなかった。
父親とふたりで。
ロマンティックとは程遠いシチュエーション。
そして、恥ずかしながら「めまい」をまだ観たことがなかった私。
予備知識としては例の有名な撮影効果のことだけ。
父親は「昔に観たことあるよ」とのことだったが、覚えていたのは「最後の場面で灯台に登るんだよなあ」ということだけ。
「めまい」ってこういう物語だったのですね。
中盤までずっと、なんだかオカルトめいていて苦手かも、という印象だったのだけれど、彼女が死んでからの展開が面白かった。
ただラストシーンでは、あまりの出来事に
「なんじゃそりゃ…!」
と、思わずツッコミの声が漏れてしまった。
これって下手したらお笑いのオチだよなあと、父親と笑いながら観られて、楽しかったです。