各登場人物の心の深淵を覗く演出/物語にくらう。これを見てはっきりしたのはデイヴィッド・フィンチャーがどれだけヒッチコックの影響を受けているかということ、ミステリー/サスペンスそしてロマンスとは人の内面をさらけ出させる一種の装置でしかないということ。
囚われた心の解放と贖罪。私では言語化することはできないが町のネオンと暗闇に顔が隠れたジョディのコントラストが溜まらなく、これは好きすぎると叫んでいた。ヒッチコックの勉強はまだまだ続く
後半やけに映像が綺麗なパートあったけど何故?あそこだけ修復が上手くいったのかどうなのか
唯一気持ちが悪い点があるとしたらひと昔前のハリウッドあるあるである、おじ×若い美人が恋に落ちる設定
この映画のドリーズームという手法が子供の頃よく友達と話している時や授業中にその一点から焦点がずらせなくなり周りが吸い込まれていく感覚を思い出させる