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めまいのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

めまい(1958年製作の映画)
3.5
アルフレッド・ヒッチコック監督によるサスペンス・スリラー。
原作はピエール・ボアローとトーマス・ナルスジャックの「死者の中から」で、舞台をサンフランシスコに移している。
原題:Vertigo (1958)

高所恐怖症で警察をやめたジョン(ジェームズ・スチュアート)が、知人から妻マドレーヌ(キム・ノヴァク)の尾行を依頼される。
知人は、妻が100年前に自殺した女性にとり憑かれているようで心配だ、と言う。
ジョンは知人の奥さんをを尾行するにつれ、彼女に魅せられていく。

「今のままの私を愛して。
…変わったら愛してくれる?」

目のアップが印象的なタイトル・デザインはソール・バスが担当。
尾行シーンは、撮影監督のロバート・バークスのカメラがサンフランシスコの街並みをうまく取り入れながら、セリフを排した映像と音楽(担当はバーナード・ハーマン)で見せる。
キム・ノヴァクは、ジュデイという女性と一人二役。
二役目として登場して、ジェームス・スチュアートが彼女に異常な要求をしていく辺りから、ちょっと怖くなってきます。
メガネを架けたバーバラ・ベル・ゲデスは、献身的な女性だが、ジェームス・スチュアートの恋愛対象外。
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