第三次世界大戦がどのような武器で戦うかは分からないが、第四次世界大戦なら分かる。石と棍棒じゃないかな。
という話。
「神はサイコロを振らない」といい、いちいち気の利いたコメントを残すアインシュタイン先生の再現ドキュメンタリーですね。
オッペンハイマーの予習になるという説を聞いたので観てみたんですけど、これ一本で見応え十分でしたねー。
これは教科書に載らないアインシュタイン史ですわ。
大戦末期にナチスとアメリカの原子爆弾製造競争があったことって教科書には載ってなかったんじゃないかな。
彼がルーズベルト大統領にナチスによる原爆開発の可能性を忠告する手紙を送ったことも載ってなかった。
それによってアメリカによる原爆開発が急ピッチで進められたことも。
ナチスが降伏したことで行き場のなくなった原爆が日本に落とされたことも。
彼が親日家であったことも。
結局のところは映画を観て鵜呑みにしてる感想だから真偽は分からないけども、彼の後悔だけは本当だと思いたい。