ローリーがマイケルにとどめを刺して1年後、事件のショックで心に大きな傷を残したローリーの前に死んだはずのマイケルが再び現れるお話。
前作の新解釈ハロウィンがあまり良いとは言えなかっただけに本作はどんなものかと思えば一層ロブゾンビワールドになっておりハロウィンっぽいマーダーライドショーのような一品になってました。
マイケルをより人間的にした事は多くの人に受けなかったのはデカかったと思います。
けれど何本も制作された中でこういう試行錯誤が繰り返されてきたシリーズでもあるので実験的になるのはやむなしですし、この10年後に正統続編が作られ特大ヒットになったのも本作のハロウィンじゃない感が一役買ったかもしれませんのでその意味ではこれで良かったと思います。
ただそれはともかくロブゾンビははっきり言ってフランチャイズ作品は向いてないんじゃないかと思える箇所がそこかしこ見受けられたので一から創造した独自のワールドな作品だけ撮っていた方がいい監督かもしれません。
アニーを演じたダニエル・ハリスは結局別の世界線でも死は避けられないのは悲しいところ、10年後の三部作ハロウィンには登場しないのでしょうか。ちょっと気になります。
